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2016/10/23 琉球ゴールデンキングス vs 名古屋 試合レビュー

 

■第1Q

スタートは、岸本、金城、喜多川、大宮、ハミルトン。
立ち上がり、岸本が3Pモーション中にファールをもらって
フリースローを2/3決めるも、すぐさま名古屋の張本に3Pを
決められ序盤からお互いにテンポよく得点を重ねる。
金城が速攻を決めて、ハミルトンがインサイドを果敢に攻めて
キングスの流れかと思われたが、名古屋の笹山がスクリーンを
上手く使って連続得点を決める。
岸本がロング3Pを沈めて5点差(16-11)としたところで
昨日、要所で得点を重ねた津山がコートにはいる。
一方、名古屋も流れを変えるべく石崎を投入。
津山が3Pを沈めて会場が沸くが、名古屋に連続で3Pを許し、
逆転されてしまう。
ここでマクヘンリーからのパスを金城がタップシュートで決めて
再逆転。キングスで8年間ともにプレイする鮮やかなコンビプレイ。
その後マクヘンリーがインサイドから得点して、22-19で
第1Qが終わる。


■第2Q
立ち上がりにリバウンドから名古屋の石崎が速攻をしかけ、
金城がファールで止める。
石崎はもらったフリースローを2本とも外し、直後に
山内が速攻を決める。
ここで名古屋がオールコートのゾーンプレスを仕掛けてくるが、
キングスは冷静に対処。しかしスコアにはつながらない。
名古屋は、さらに3-2のゾーンディフェンスを展開するが、
マクヘンリーが中央にできたスペースを見逃さず冷静に
ゴール下から得点を決める。
名古屋はすぐさま218cmの長身センターのバキンスキーを
投入。マクヘンリーが再びインサイドアタックを試みるが
ファールで止められてしまう。
ここでバキンスキーのマークのために波多野がIN。
ローポストでバキンスキーのボールが入るが、波多野が
体を張って止める。
名古屋はバキンスキーにボールを集めるが再び波多野が
踏ん張りファールで止めて、簡単にはゴールを奪わせない
ナイスディフェンスを見せる。
するとモーと岸本が3Pを連続で沈めて6点差(33-27)
とする。
ここから互いに攻撃に精細を欠き、得点を奪えず36-28で
第2Q終了を迎える。


■前半戦を終えてのスタッツ
高さで劣るキングスがリバウンドで名古屋を上回り、
昨日に引き続きインサイド陣が好調を維持している。
名古屋の2P成功率が昨日と同様に低く、8/23(34.8%)
となっていて、キングスのディフェンス面での好調を
裏付ける結果となった。
一方で、キングスの3P成功率も4/16(25.0%)と
低く、流れを掴むには、せめて30%以上の確率で成功したい。

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■第3Q
開始から6点連続で名古屋がスコアして、2点差まで詰め寄られてしまう。
ここでたまらずキングスはタイムアウト。直後のオフェンスは失敗し、
名古屋に速攻でアリウープを決められて同点(36-36)に追いつかれる。
ここでようやくハミルトンが1対1で得点を奪うも、名古屋の中東が
ペネトレイトからダンクを決める。
波多野がミドルショットを決めて再びリードを奪うと、岸本が体を張って
オフェンスファールを誘い、キングスが流れを引き寄せる。
津山、岸本が連続で3Pを沈めて10点差(50-40)までリードを広げる。
しかし、直後に落ち着いて長東が2Pのジャンプショットを沈めて名古屋は
落ち着きを取り戻す。
52-48で第3Q終了。


■第4Q
岸本が素晴らしい動きを見せて、モーへのアシストと、冷静に2Pショットを決めて
8点差(56-48)まで押し戻す。
しかし、名古屋の中務が3Pを沈めて、これをきっかけに名古屋徐々に流れを掴む。
キングスは、ノーマークをつくり3Pを狙うもリングに嫌われてしまい、ついには
同点(57-57)まで追いつかれてしまう。
しかし、ハミルトンのスクリーンを上手に使って金城が2Pを決めて、逆転を許さない。
マクヘンリーが中東をブロックするなど、ディフェンスで踏ん張るキングスだが
喜多川、金城とノーマークをつくって3Pを狙うも、決めきれない。
名古屋にオフェンスリバウンドを奪われ得点されて同点(59-59)となってしまうが
直後に喜多川がペネトレイトからレイアップを決めて再びリードを奪う。
さらにハミルトンが3Pを沈めて5点差(64-59)とし、たまらず名古屋は
タイムアウトを取る。残り時間は1分48秒。
タイムアウト明けに、名古屋の笹山が3Pを沈める。
大事なオフェンスだったが、キングスの足がとまり、痛恨のターンオーバー
名古屋に速攻を許してラスト42秒で同点(64-64)に追いつかれてしまう。
岸本がフリーとなり3Pを放つもリングに嫌われてしまう。直後に名古屋が3Pを
決めてついに逆転(64-67)されてしまう。
残り時間は14秒。ここで津山、モーをコートに入れて、コート上の5人とも
3Pを狙える構成でワンチャンスをつかみたいキングスだったが、
ハミルトンから喜多川へのパスミスによるターンオーバーとなり、勝負あり。
ファールゲームを仕掛けるも、フリースローを2本とも決められて64-69で
試合終了。

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■感想
残り2分で5点差をひっくり返すところに、名古屋の底力を感じる。
足が止まってしまっていたキングスにも改善すべき点はあるので、
もう一息のところを走りきるチームになってほしい。
キングスがんばれ~

 

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