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2016/10/22 琉球ゴールデンキングス vs 名古屋 試合レビュー

 

■第1Q

名古屋の最初のオフェンスで、ハミルトンがいきなりのファールをもらう苦しい立ち上がり。

フリースローも決められてしまうが、キングスは焦ることなく激しいディフェンスを

展開する。

特に名古屋の中東とマッチアップした金城のディフェンスがすばらしく、

名古屋になかなか得点を許さない。ターンオーバーで流れを失いかけた名古屋は、

流れを取り戻すべくオールコートのゾーンプレスを仕掛けてくるが

パスを上手く回して速攻で得点を奪い、キングスが流れをつかむ。

名古屋のシュートタッチが悪く、キングスのディフェンスリバウンドからの速攻も

飛び出し、12点差(20-8)まで一気に突き放す。

その後、落ち着きを取り戻した名古屋にスコアを許し、22-14で

第1Qを終える。


■第2Q

ハミルトンが第1Qで2つファールをもらってしまっているため

前半の出場が難しい状況だが、インサイドでは波多野がふんばりを見せ

一進一退の攻防となる。

流れをつかみたいキングスは、山内を投入。入った直後に石崎のターンオーバー

を誘い、マイボールにすると、マクヘンリーがきっちりゴールを決める。

シュートタッチの悪い名古屋は、張本らがインサイドに果敢にアタックするが

オフェンスファールや3秒オーバータイムを取られてしまい、流れに乗れない。

一方、キングスもノーマークを上手く作れず、両チームとも我慢の時間が続く。

名古屋は、石崎が投入されると徐々に試合のリズムがよくなり、得点を重ねて

33-28で第2Qが終了。

 

■前半戦を終えてのスタッツ

キングスのシュート成功率は決して高くはないものの、名古屋のシュート成功率が

非常に低い。

3P成功率は2/10(20.0%)で、2P成功率は8/23(34.8%)。

フリースローに至っては、6/10(60%)。

特に2P成功率の低さは、シュートタッチが悪さに加えて、キングスのディフェンスが

機能した結果である。すばらしい。

一方で、キングスのターンオーバーが10と、非常に多い。

これでよくリードしているなって感じもあるが、キングスが点を取れてない以上に

名古屋が点を取れていないだけ。後半はここを修正する必要がある。

リバウンドは、名古屋のオフェンスリバウンドを6に抑えていて、よく頑張った。

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■第3Q

ハミルトンが復活の後半がスタート。

中々シュートを決めることができず、じりじりと詰め寄られてついに逆転を

許してしまう(35-36)。

すぐさま金城が返して再逆転するも、さらに返されて再々逆転。名古屋の3Pも

決まり、流れが名古屋に傾きかけたが、これまたすぐに喜多川が3Pを返す。

その後、波多野がインサイドを攻めてキングスが逆転に成功する(42-41)。

名古屋がオフェンスファールで自ら流れを失い、44-41で第3Qを終える。

 

■第4Q

第4Qに入っても名古屋のアウトサイドは相変わらず成功しない。

ディフェンスリバウンドをきっちり抑えたキングスが徐々に流れをつかみ始める。

名古屋のスコアが止まっている間に、徐々に点差を広げ、ハミルトンのブロックから

喜多川が速攻を決めて11点差(52-41)とする。

このまま一気にキングスが試合を決めるかと思われたが、張本が連続でスコアして

流れを簡単には渡さない。54-46でオフィシャルタイムアウトに突入。

タイムアウト後は名古屋が連続でスコアして6点差(57-51)まで詰め寄る。

津山が奮起して、バスケットカウントからのフリースローで3Pプレイを決めるが、

直後に笹山に3Pを返されてしまう。

しかし、ここでも津山が再び奮起して3Pシュートに成功する。さらには喜多川も3Pシュートを成功させて、残り時間1分40秒で12点差(66-54)とする。

名古屋がファールゲームを仕掛けるも、きっちりとフリースローを決めて

71-58で試合終了。

キングスが名古屋の7連勝を阻止して、4連勝となった。

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■おまけ

キングスベンチ側の観客席に、小菅(去年のキングス選手)がいて

普通に試合観戦してた。

 

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