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2016/11/26 琉球ゴールデンキングス vs 三河試合レビュー

 

https://goldenkings.jp/fs/6/9/1/1/3/_/__2_.JPG

*1

三河のオフェンスを止められず、くやしい敗戦

  琉球  三河
  88-100
----------------
1 17- 34
2 27- 23
3 20- 27
4 24- 16

キングスのスタートは、#5マクヘンリー、#6金城、
#14岸本、#31喜多川、#34ハミルトン
オンザコート(外国人選手の出場枠)の申請は、2-1-1-2

対する三河は、#0橋本、#5バッツ、#6比江島、#14金丸、#32桜木
オンザコートは1-2-1-2

主なスタッツ
#14岸本 18点
#7テリー 16点
#31喜多川 14点
#5マクヘンリー 11点


■第1Q
開始からエンジン全開で攻めてくる三河に終始リードを奪われる展開。
#14岸本がバスケットカウントをもらいフリースローも決めて1点差(10-11)
に詰め寄るも、三河に速攻も飛び出して10点(10-20)まで戻される。
キングスも#31喜多川の3Pなどで応戦するも、三河のオフェンスを止めること
ができない。終了間際に#14岸本が遠めのレイアップでブザービートを狙うも、
得点が認められず、17-34で第1Q終了。


■第2Q
第2Qも三河のオフェンスが止まらない。オフェンスのリズムも崩れたキングスは、
#32山内、#13津山を次々とコートに送り出す。この試合最大の25点差(19-45)
もリードを奪われてしまうが、主力選手をベンチに下げた三河のオフェンスリズムが
崩れ始める。一方のキングスは、スクリーンを上手く使ってチームオフェンスで得点を
重ねて、10点差(37-47)まで差を詰める。
ここで、三河の主力選手が再びコートに入ってくるが、キングスも食らいつき、
13点差(44-57)で第2Q終了。


■前半戦を終えてのスタッツ

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得点面においては、全く問題ない数値。
特にオフェンスリバウンド10は、非常に素晴らしい。
三河のシュート成功率が異常に高く、これはフリーでシュートを打たせてしまっている
のと、ゴール下でのシュートが多いことの2つが理由にあると思います。
特に、ゴール下に関しては、簡単にポジションを取られているので、#34ハミルトンや
#5マクヘンリーらはしっかりとブロックアウトする必要があります。


■第3Q
開始直後に#14岸本の3P、#5マクヘンリーの2Pで10点差(49-59)とする。
このまま一気に追いつきたいキングスだが、しっかりとフリーの選手を作って得点を
重ねる三河のオフェンスを止めることができず、徐々に点差が開き始める。
特に三河の#32桜木が#10波多野とのミスマッチを利用してローポストからの1on1を
止めることができず、20点差(64-84)で第3Qを終了。


■第4Q
#7テリーが積極的にドライブで三河のゴール下にアタックを仕掛け、三河のファール
を誘い、フリースローをしっかりと決めて得点を重ねるが、三河の#4狩俣が冷静に
得点を重ね、差を詰めることができない(72-94)。
#14岸本が3Pを口火に、キングスが怒涛の8連続得点で残り4分30秒で
14点差(80-94)に詰め寄り、三河の背中が見え始めたところだったが、
チームファールが4を超えており、ディフェンスファールからのフリースロー
三河に与えてしまい、追いつくことができない。
このまま三河がリードを保ったまま、88-100で試合終了。


■最終スタッツ

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オフェンス面は、特に問題ないと思います。
三河ターンオーバーを速攻につなげることができた点も素晴らしい。
ただ、後半のリバウンドで三河にオフェンスリバウンドを奪われすぎた点は
修正する必要があります。ディフェンスはひじょ用に頑張っていて、三河
シュートも落ちるシーンが(前半よりは)多かったのですが、キングスが
リバウンドを抑えることができず、結局は三河の得点になってしまっていました。


■感想
得点差以上に、力の差があるように感じました。
三河の圧倒的なオフェンスをどうにかして抑えないと勝利は難しいと思います。
一方で、オフェンス面においては復調したと言って良いと思います。
高さで劣りながらも、きちんとチームオフェンスを組み立てられた点は評価に値します。
また、20点以上の絶望的な得点差であっても、ベンチを含めて誰一人諦めない
姿勢でゲームに臨んでいた点も、見ていてワクワクさせられました。
ディフェンスでは、全員を抑えるのは不可能なので、#14金丸選手には絶対に得点させないとか
極端な作戦で、三河のリズムを崩すのもいい手なのかもしれません。
がんばれキングス!