2016/10/30 琉球ゴールデンキングス vs 滋賀 試合レビュー
最大１６点差を跳ね返してキングス勝利！
琉球 滋賀
８４－７５
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１ １６－２１
２ １５－２２
３ ３１－１９
４ ２２－１３
キングスのスタートは、#5マクヘンリー、#6金城、
#14岸本、#31喜多川、#34ハミルトン
オンザコート（外国人選手の出場枠）の申請は、２－１－１－２
対する滋賀は、#0小林、#3ファイ、#8田中、#32マブンガ、#34狩野
オンザコートは１－２－１－２
■第１Ｑ
出だしから滋賀の#34狩野の３Ｐがリングに吸い込まれ滋賀リードで試合が進む。
キングスは#5マクヘンリーが積極的にインサイドアタックして得点を重ねて
同点に追いつく（１２－１２）。
１Ｑ残り５分を切ったところで、滋賀のエース#32マブンガが２個目のファール
を犯し、たまらず交代。キングスのペースになるかと思ったが、滋賀のディフェンス
にはまって得点が止まってしまう。
対する滋賀は、#8田中の３Ｐや、#23横江の速攻が決まり得点を重ねて、
１６－２１と滋賀リードで第１Ｑを終える。
キングスはオンザコート２で、対する滋賀は１。
第１Ｑでリードを奪いたいキングスだったが、苦しい立ち上がりとなってしまった。
■第２Ｑ
第１Ｑで２つのファールを犯している#32マブンガをコートに戻した滋賀。
しかし、攻撃の中心は#44ウィーバー。キングスの#8大宮とのミスマッチをついて
どんどんインサイドアタックを仕掛けてくる。キングスも簡単には仕事をさせまいと
ダブルチームで止めに行くがファールを取られてしまう。
#44ウィーバーがフリースローを高確率で決め、滋賀ペースで試合は進む。
一方のキングスは、滋賀の堅い守りを崩せず、第２Ｑの５分経過時点で
僅か４点しかスコアできず、２０－３４でテクニカルタイムアウトを迎える。
タイムアウト明け直後に#44ウィーバーがフリースローを2本沈めて
この日最大の１６点差（２０－３６）となる。
ここから、キングスの#31喜多川、#13津山、#14岸本がそれぞれ３Ｐを沈めて
少し盛り返すも、点差を１桁には戻せず１２点差（３１－４３）で前半を終える。
■前半戦を終えてのスタッツ
キングスの２Ｐ成功率が３６．４％と非常に低い。
滋賀のディフェンスが良いこともあるが、第２Ｑの終盤を除き
シュートがことごとくリングに嫌われてしまった印象。
また、滋賀のフリースローが高確率（９１．７％）で決まっている点も注意したい。
■第３Ｑ
立ち上がりに#6金城が２Ｐを決めて追撃の狼煙を上げる。
２分を経過したところで滋賀の#32マブンガが３個目のファールを犯して交代すると
攻め手に欠き攻めきれない。キングスは滋賀からターンオーバーを奪ってからの速攻が
決まりだし、#14岸本の連続得点で一気に３点差（４８－５１）まで点差を詰める。
しかし#10波多野がディフェンスファールをもらい、それに抗議してテクニカルファール
ももらってしまい、５ファールの退場となってしまう。
すると滋賀に連続得点を許して、再び８点差（５０－５８）まで戻される。
しかし、#5マクヘンリーが#8大宮からのアシストによる良い形で得点すると、
２連続でターンオーバーを奪い、僅か３０秒の間に#5マクヘンリーが７点を決めて
１点差（５７－５８）とする。
その後、#13津山の３Ｐで一時逆転（６２－６０）に成功するも、同点（６２－６２）
で第３Ｑが終了。
第３Ｑは、キングスのオフェンスが爆発して３１点を奪取。
滋賀の足は止まってきている様で、速攻も多く決まった。
最終Ｑで一気に勝負を決めたい。
■第４Ｑ
開始直後に滋賀#32マブンガが４つ目のファールを犯す。
両チームともディフェンスを踏ん張り、なかなかスコアを許さない。
#13津山が３Ｐを成功して逆転（７１－６８）として、テクニカルタイムアウトを迎える。
キングスがリードを保ったまま試合は進み、残り２分を切ろうかというとこで、
滋賀#32マブンガが５つ目のファールとなりコートを去り、攻撃の要を失った滋賀はスコアが止まる。
キングスは時間を使ってオフェンスを組み立て、最後はファールゲームを仕掛けられるが
きっちりフリースローを決めて８４－７５で試合終了。
■最終スタッツ
３Ｐが高確率で決まったことも、逆転に成功した大きな要因。
滋賀のターンオーバーを誘発したディフェンスと、
そこからの速攻による連続得点は、キングスの真骨頂といえる。
■おまけ
解説の人が、すごい情報通。
マクヘンリーがキングスに来た時の話（ニュートンが呼んだ）とか
普通の解説者からはまず聞けないような細かい情報までしゃべってて
聞いてて楽しかった。
